Dokken – Alone Again
Dokken(ドッケン)は、元エアボーンのドン・ドッケン(vo)を中心に1979年にアメリカで結成されたへヴィメタル・バンド。ドン・ドッケンの哀愁あるヴォーカルとジョージ・リンチ(g)のテクニカル且つエモーショナルなギタープレイが特徴で、当時のLAメタルブームを代表するバンドの一つとして数えられています。そんな彼らの"Alone Again"は、1984年にリリースしたセカンドアルバム『tooth and nail』に収録されたバラード曲です。ジョージの弾くマイナー調の悲しげなギターと、哀愁あるメロディーを歌うドンの甘い声が最高にマッチしており、二人が不仲だとはわからないほど素晴らしく(笑)聴いているだけでグッと胸が締め付けられる、そんな名バラードになっています。またジョージ・リンチの泣きのギターソロはあいかわらず鳥肌もので、これぞ魂の叫びと言っても過言ではないでしょう。セールス的にはメインストリーム・ロック・チャートでは20位。ビルボードホット100では全米64位を記録。ドッケンのバラードの中では商業的に大ヒットした作品です。