Scorpions - Wind Of Change
Wind of Change(ウィンド・オブ・チェンジ )はスコーピオンズが1990年にリリースしたアルバム『クレイジー・ワールド』に収録されたバラード曲。モスクワを訪問した際に受けたインスピレーションを感じて作られた曲だそうです。発売された当初はセールス的には不発でしたが、1991年にソ連政府首脳たちの起こしたクーデターが失敗した直後からドイツを中心にヨーロッパ各国でヒット。最終的には世界に広がり全米4位。イギリスでは全英2位を記録しています。またドイツ本国では累計約600万枚も売れる大ヒットになっています。イントロのクラウス・マイネによる哀愁漂う口笛や、マティアス・ヤプスの綺麗なギターが聴いていて心地よいですね。もちろんルドルフ・シェンカーのギターソロもかっこいいです。曲全体としては盛り上がりも少なく、どちらかと言えば大人しい印象ですが、聴いていると何だか優しい気持ちになれるそんな曲になっています。